出会い

「今までありがとう＾＾今日からこの人があなたのご主人よ？かわいがってもらってね？」

ご主人様からの最後の言葉･…
どうやら新しいご主人様が決まったらしい。
一般的な武器と違い私たち完全体には感情やご主人様と意思の疎通ができる言葉がある。
だから当然生まれたときから一緒に戦ってきたご主人様との別れはつらい。

「よろしく！これからは私があんたの相方よ＾＾成長武器を手にするのは初めてだから頼りにしてるからね！」

落ち込み気味のところにハイテンションな明るい声、私を手にするうれしさが溢れてる。

『よろしくお願いします。この命にかえてもご主人様を守り通します！』

私がそう挨拶をすると新しいご主人様は困ったような笑顔でうなずき、元ご主人様に別れの挨拶をして町の外に駆け出していった。

「あんたの力みせてね？まだ慣れてないからお手柔らかにｗ」

言い終わる前にもう敵に向かって攻撃を開始してる。

今度のご主人様は特攻タイプだ。敵の強さなんて関係なく戦いを挑んで行く･…こんな戦い方前のご主人様じゃ考えられない！
どうみても力量以上の敵にも躊躇なく飛び込んで行くご主人様、特攻・・・いや無謀としか私には思えない。

急に戦いの手を休め近くの岩場に腰をかけたご主人様

「うん！さすがだ！！いつもの武器なら傷だらけだったはず･…あんたのおかげで今日は無傷だったよｗありがとう＾＾」

『お褒めの言葉ありがとうございます。ご主人様のお役に立てて光栄です。』

私の言葉にまた困ったような笑顔を返す・・・

『あの・・ご主人様？何かお困りでしょうか？それとも不都合でもありましたか？』

思わずたずねてしまった私に向かって苦笑いをうかべた。

「あのさ～そのご主人様ってのやめてくんないかなぁ～私はあんたを相方だと思ってるん
だから『ココ』って呼んでよねｗ」

『そんな！！ご主人様を呼び捨てなんてできません！！』

「堅苦しい考えかたしてるなぁ～気楽にいこうよｗ気楽にｗｗｗ」

ん～～～ご主人様の自覚ないみたいですねぇ・・・それにあの戦い方ならいつ命を落としても不思議はない・・・・

仕方がない！私が鍛えなおしてあげましょう！！！
そう決心した私に能天気…イヤお気楽…ん～…と・とにかく話しかけるご主人様の声

「相方をいつまでもあんたなんて呼んでちゃおかしいよねぇ？よし！名前つけよｗそ～だなぁ・・・あんたの前のご主人の名前から一字もらって・・・『うーぴー★』！！ど？」

果たして星が文字に当たるのかは私にはわからないけど、うれしかった。
前のご主人様は大好きだけど名前をつけてはもらえなかったから・・・・

『ありがとうございます！ご主人様』

「だ～か～ら～ご主人様はやめてってばｗさぁ～て行くよ！うぴ＾＾」

『はい！狩りですね？今度はどちらへ？？』

「ん？ちゃうよん♪今からうぴのお披露目に行くのよ～私のお仲間紹介するからさ＾＾今日の狩りはおしまい♪♪」

そう言うと楽しげに鼻歌交じりで酒場のほうに歩いて行く。

どうも今度のご主人様には能天気で無鉄砲でサボリ癖があるらしい。。。

期間限定ですｗ

だらだらと長文になってしまう癖があるのでできるだけ短く！！を目標に書いてみたんですが・・・・はしょりすぎてしまったかも＾＾；

この前にも書きかけたんだけどオチがつかなくて放置してあったりｗｗｗ

アップしたのはいいけどめっちゃ恥ずかしいﾃﾞｽ(∩。∩;)ゞﾃﾚﾃﾚ･･･